近親者の方がお亡くなりになり位牌を作られる方が大半ですが、位牌は生前に作ることもできます。
生前に作られる位牌のことを逆修位牌(ぎゃくしゅいはい)、生前位牌と呼びます。
逆修とは生前に自らが死後のための供養を行うことを言います。
死後、子孫により供養してもらうことは、”追善供養”または”順修”と呼びます。
追善供養は子孫が故人の成仏を願う様々な行い、例えばお寺様をお呼びしての法要、日々のお仏壇でのおつとめのことを言います。
生前に自分の死後のために供養を行うことは、大きな功徳があると言われます。功徳とは「仏になるための良い行い」のことです。
逆修位牌を作る場合には、授戒により戒名を持つことが原則として必要となりますので、お世話になっている菩提寺あるいはご縁のあるお寺様に相談すると良いでしょう。
逆修位牌を作った後の供養の方法は、本尊と十三仏の掛軸を安置しての供養となります。
十三仏とは、死後七日目から四十九日までの法要、百箇日法要、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌という13回の仏事法要を守護する諸仏のことです。
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