位牌を注文するとき、書き字か彫り字を選ぶこととなります。
書き字と彫り字、実際どちらを選べば良いのかを解説します。
書き字
書き字には、手書きと機械書きがあります。
昔は、位牌はほとんどが手書きで、金泥を使い筆で書き入れていました。
人が書くので、書く人により、大きさやバランスにむらがでることがありました。
現在は機械書きとなり、バランス等の崩れが無く、完璧な仕上がりとなります。
書きは、いずれにしても、長年使い、拭いたりしていると字が薄れていくことがあります。
彫り字
彫り字にも、手彫りと機械彫りがあります。
江戸時代の位牌には手彫りで彫った位牌がありましたが昭和40年代にパンタグラフ式手動彫刻機が開発され以降、職人の数は減り続け現在は貴重な存在となっています。
現在の彫り字位牌の99%は機械彫りとなると思われます。(調査不足かもしれませんが)
彫り字は、彫った中に金を入れ込むため、擦ったりしても、まず剥がれることはありません。
また、近年機械の精度が非常に高まり、小さな位牌に画数の多い漢字を入れても、文字が欠けるということが起きなくなりました。
結論
ずばり、位牌には彫り字を選ぶのがおすすめです。
ただし、ご先祖の位牌が書き字の場合は、書き字で統一するのも良いです。
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